イギリスではターナーと並び評される風景画家のジョン・コンスタブル(1776年6月11日-1837年3月31日)と妻が眠る墓です。

コンスタブルは19世紀のイギリスを代表する風景画家ですが、ターナーとは異なり、若い頃には人気がありませんでした。

写実の中に気だるいノスタルジックな風情を漂わせるターナーの風景画と違って、風景のなかで最も印象に残るものや美しいものを際立たせて描くコンスタブルの風景画は、一世を風靡していたロマン主義の評論家からは受けが悪かったのです。

とはいえ、生家が裕福だったこともあり、それほど作品が売れなくとも生活に困ることはなかったそうです。

そんな彼は、身体が弱い妻の療養のために北ロンドンのハムステッドに家を購入します。当時のハムステッドは湧水が豊富にあり、飲泉が身体に良いとされていたため、
コンスタブルもそんな湧水所の目の前にある家に移り住んだのです。

ハムステッドの住宅街の奥にひっそりと佇む The parish church of St. John at Hampstead 教会、その墓地の奥まった一角にコンスタブルの墓があります。参拝する人もなく、苔や枯れ葉に覆われたお墓ではありますが、コンスタブルが Hampstead に眠っていることを自慢に思う地元民も少なくありません。

 

小さいものではありますが、コンスタブルの絵画は Fenton House と Kenwood House に1枚ずつ所蔵されています。

お時間がある人は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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